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◆ネット声優とボイスコーポレーターの違いとは?

まず、この言葉の定義というのは、様々な人が「自分が思う定義に同感をしてもらいたい」という感情から情報発信をしているように見えます。
他にもボイスアクター(ボイアク)などという言葉も存在している模様です。
ネット声優、ネトセ(ネット声優の略)、ボイスコ、ボイアク、同人声優。などが多いかと思いますね。

元々、一つの転機として、2001年に「ネット声優呼称問題」が発生していたと言う事実があります。
これは一部のユーザーが「プロ声優さんと肩を並べるのはおこがましい。なので、別呼称を定義すべき。プロに失礼」
と言う事で議論が発生し、そこから呼び方が大きく分岐した。と言う事が様々なサイトで語られています。

しかしながら、その後の言葉の定義はまさにバラバラ。
「気軽にやりたい人はボイスコ」「仕事を探してる人はネット声優」など。
言葉の定義がボイスコの数だけ、生まれている状態となっています。

言わば。
「ネット声優」と「ボイスコーポレーター」は同じ事をしている人を指し「その定義」は人ごとに揺れてしまっている。
が界隈の状態のようです。

◆ボイスコとして生きている自分の考え方

例えば、気楽に活動をする。と言う言葉を本当の意味で「気軽にやるなら」
「自分で考えた台本を」「自分が考えた納期で」「自分が決めた公開方法で」「適当にやる」なら気軽に活動という言葉も当てはまるかと思います。

しかしながら、大体の声が必要な創作活動には「複数人の想い」が込められています。
それを適当に扱っていい人って居るのかな?というのが、私の意見です。
私の中で、一つ大切なのは「ボイスコ」さんも「ネット声優」さんも、「声優ごっこ」をしている訳では無いのです。

プロに比べれば技術も劣るでしょう。だから我々はプロの声優として活躍出来ておらずこの世界にいるんでしょうから。
だとしても、私たちが「それをやりたい」と思った熱量そのものは本物です。
そう考えた時に「プロの声優さんに失礼だからボイスコって名乗ろう!」と思ってる人はネットの世界で活躍している声優さん全員に失礼な事を言っている気が私はします。

だから個人的には、本音としては、ボイスコとかネット声優とかどうでもいいと思ってます。
趣味だからって言う言葉をたまにネット上で見かけるのですが、だったら「人が困らない、人に迷惑かけない趣味をやった方がいいよ?」と思いますので、好きな漫画とか小説の台詞をマイクに吹き込んでアップロードする事も無く自分で再生してニヤニヤする。で止めておいた方がいいと思います。
誰かの案件を受けるという事は、それ以上の「責任が必ず生じる」のでそれに気楽も何も無く。
だとした時に「責任が軽くなると言う意味合い」での「ボイスコーポレーター」という言葉は個人的には滅びるべき名称だと思っています。

しかしながら、現状明らかに「ボイスコ」という単語がそのような無責任な言葉の代表例の一つとして利用している方が多く見受けられます。
それは確実に問題である為に「全てが同じ意味であるならば」まずは市場価値を上げなくてはならない言葉は「ボイスコ」だと思っているので、サイトの名前を「ボイスコーポレーター 市場価値」の意味合いで名付けました。

◆つまるところ

名前には違いはありません。が、様々な考え方が交錯してしまっているので、私の言葉もただの「一説」でしか無いのが現状です。
この現状を打破する為に、サイトを作り集まりを立ち上げました。

なので、現状としては、違いは無いんだと思います。
言ってしまえば、どの言葉を用いたとしても、やる事は変わりませんから。
自分をコーティングする膜のような言葉の意味しか現状は持ち合わせていません。
だからこそ、どの言葉で自分を名乗っても良いと思いますし、どれも間違ってはいません。

ただし、だからこそ。宣言したい事は。
「ボイスコーポレーターという言葉の意味をもっと押し上げたい。もっと市場価値を高めたい」
と言う事になります。

最後になりますが、諸説ある部分が若干ある話です。
だとしても、私の「ボイスコとして生きている自分の考え方」はいずれにせよ、変わらないと思います。
しかしながら、私の言葉もまた、一つの説でしかありません。
それはどうか理解して頂いた上で、ご確認を頂いた方がトラブル率が減るかと思いますので気持ちを伝える為に記載はしましたが、受け取り方は「へーっ」ぐらいで留めておくといいと思います。
そして、次に私の記載に関して、異論があったり、不愉快感を示した方もいると思います。
しょうがないです。私がボイスコは「責任が生じない気楽に出来る呼称」と言う言葉をネットで見かけた時に、不愉快感を抱きましたから。
ネットの思惑が錯綜する事は、止められない事ですし、どうしようも無い事です。ここで争ったとしても何も生まれないと思います。

じゃあその不愉快を止める為にTwitterで言えばブロックすればいい。一つの防衛策だと思います。
でも、それって別に嫌な世界を見なくなっただけであって。
自分がいる世界の片隅ではずっとその議論が行われているのは事実だし、貴方達の仲間が巻き込まれている可能性もまた事実です。
私はそれにある程度、決着を付けたくて。
今回、サイトの立ち上げやら会社様への提携を希望し、営業をかけ、ここに辿り付きました。
否定する行動力があれば、どこかに肯定するだけの行動力があるのでは、とも思っています。
その力も、可能であれば。こんなくだらない議論に決着を付ける為にお貸し頂ければと思っています。